インドがパキスタン領内のテロリストの拠点を攻撃したと発表しました。
インド国防省は7日、パキスタンと領有権を争っているカシミール地方のうち、パキスタンが支配する地域の9カ所を攻撃したと発表しました。
パキスタンの軍事施設は標的に含めておらず、テロリストの拠点を攻撃したと主張しています。
パキスタン軍によりますと、インドによる攻撃で民間人26人が死亡、46人が負傷したものの、インドの戦闘機5機を撃墜したとしています。
一方、インドメディアは、パキスタンによる攻撃を受け民間人7人が死亡し、38人がけがをしたと報じています。
カシミール地方では4月、インドの支配地域で観光客らが武装集団から銃撃され26人が死亡する事件が起きていて、緊張が高まっていました。
核兵器を保有する両国の対立が本格的な軍事衝突に発展しないか懸念されます。