「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から7年前の2018年5月7日、広電西広島駅の商業ビル『ひろでん会館』の解体工事が始まりました。

『ひろでん会館』は広電・西広島駅のターミナルビルとして1964年に開業し、53年間にわたって利用者に親しまれてきましたが、老朽化に伴い、解体が決まり、この日から準備作業が始まりました。

ビルに入っていたテナントはすでに3月末で閉店していて、この日の朝には駅につながる1階のコンコースも閉鎖されました。
広島電鉄は電車の運行に支障がないよう一部工事を夜間に行い、翌年6月に解体を終えました。

跡地利用について広島電鉄は、すぐ近くにあるJR西広島駅へのアストラムライン乗り入れや、一帯の地権者で作る再開発準備組合が進める高層ビル構想などと調整したうえで検討するとしていて、跡地は、現在、賑わい作りのためのスペース「コイプレイス」として暫定的に活用されています。

(メモ)
「ひろでん会館」は広島出身の児童文学作家、那須正幹さんの「ズッコケ三人組」シリーズで、主人公たちが住む花山町の「花山デパート」のモデルとされています。

テレビ新広島
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