石破首相は7日、鈴木宗男参院議員と面会し、ウクライナ情勢などを巡り約30分間にわたって意見交換した。
鈴木氏は、石破首相と官邸で面会した後、記者団の取材に応じ、ウクライナ情勢に加え、中国・ロシア・韓国・北朝鮮との外交などについて意見を交わしたことを明らかにした。
鈴木氏によると、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、石破首相は「停戦が一番だ」として、「各国が協力しなければいけない」と話したという。
さらに、ロシアの首都・モスクワで行われる対ドイツ戦勝記念日の式典における発信に「首相も極めて関心を持っていた」と明かした。
また、石破首相は日米関係に加え、東アジアをはじめとした近隣外交の重要性を鈴木氏に語ったという。
鈴木氏は、去年7月にロシアを訪問して政府高官と面会するなど、“親ロシア”の議員として知られている。