阪急阪神HD元会長の角和夫さんが先月26日、自宅で死去していたことがわかりました。76歳でした。
角元会長は2006年の阪急と阪神の経営統合を主導し、阪急阪神HDの発足当初から社長、会長を務め、梅田地域の再開発事業などを推進しました。
またグループが運営する宝塚歌劇団の劇団員が死亡した問題を受けて、昨年の株主総会では「二度とこうした問題を発生させないよう、再発防止に全力で取り組んでいます」と謝罪していました。
角元会長は昨年12月、健康上の理由で取締役を辞任していました。
葬儀・告別式はすでに執り行われていて、後日、お別れの会を開くということです。
【角和夫氏の経歴】
1973年 阪急電鉄入社
2003年 阪急電鉄代表取締役社長
2005年 阪急ホールディングス代表取締役社長
2006年 阪急阪神ホールディングス代表取締役社長
2014年 阪急電鉄代表取締役会長
2017年 阪急阪神ホールディングス代表取締役会長
2024年 阪急阪神ホールディングス代表取締役会長辞任