「大阪・関西万博」の来場者数は、ゴールデンウイークには“増加傾向”にありましたが、ゴールデンウイーク最終日は大きく減少しました。

また目標達成基準の「1日15万人」を、開幕からこれまで一度も上回っていないことも明らかになっています。

■来場者は開幕の約14万6000人が最多

来場者数(関係者も含む)は以下のように推移しています。
※5月3日までの来場者数は、博覧会協会が発表した詳細な来場者数より
※5月4日以降の来場者数は博覧会協会が発表している「昨日の来場者数」より

【4月】
13日(日)14万6426人
14日(月)7万0488人
15日(火)6万3719人
16日(水)7万3869人
17日(木)8万2692人
18日(金)9万3908人
19日(土)10万8773人

20日(日)9万5524人
21日(月)9万9638人
22日(火)10万3729人
23日(水)9万9140人
24日(木)10万8888人
25日(金)11万0759人
26日(土)12万2102人

27日(日)10万2015人
28日(月)12万1282人
29日(火)9万7559人
30日(水)10万1397人
【5月】
1日(木)10万5945人
2日(金)10万4805人
3日(土)12万0696人

4日(日)13万1000人
5日(月)12万1000人
6日(火)7万4000人

■ゴールデンウイーク期間の来場者数は“増加傾向”だったが…

開幕の4月13日に、これまでで最高の14万6426人が来場しました。

日によって上下はありますが、開幕後いったん減少し、ゴールデンウイーク期間はおおむね“増加傾向”がみられました。そしてゴールデンウイーク最終日の5月6日は、それまでと比べて大きく減少しました。

週間の来場者数では、
・1週目63万9875人(1日平均9万1411人)
・2週目73万9780人(1日平均10万5683人)
・3週目75万3699人(1日平均10万7671人)
となっていて、この数字からもゴールデンウイーク期間は“増加傾向”であったことが分かります。

■会期中約2820万人の“来場見込み”には届かないペース

博覧会協会が想定する会期中の来場者2820万人を達成するためには、1日平均15万人の来場が必要ですが、開幕してから5月6日までの間に、一度もこの水準を上回ったことはありません。

(関西テレビ 2025年5月7日)

関西テレビ
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