子供たちに列車の発展について学んでもらおうと、6日、佐賀市の「佐野常民(さのつねたみ)と三重津海軍所跡(みえつかいぐんしょあと)の歴史館」で蒸気機関や列車の模型の運転会が開かれました。
この催しは佐賀市にある三重津海軍所跡の世界遺産登録10周年を記念して行われたものです。約160年前、三重津海軍所跡で日本初の実用蒸気船がつくられたことにちなみ、会場には当時の試作品を再現した模型が披露され、現代とは違う仕組みに子供たちは驚いていました。
また、昔の改札を再現し切符に切れ込みを入れてもらう工程を体験したり、会場に設置された「白いかもめ」や「つばめ」など九州で走る列車の模型を操作したりして楽しんでいました。
【子供たち】「運転士みたいで楽しかった」「白いかもめがめっちゃ面白い」
「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」では今後も蒸気機関に触れられる場を設けたいということです。