北アルプス焼岳でフランス国籍の20代の女性3人が遭難し、長野県警のヘリコプターで救助されました。

遭難したのはフランス国籍の23歳の女性2人と27歳の女性の合わせて3人です。

3人は5日、新中の湯登山口から入山し、焼岳を経由して上高地方面に下山中、1人の23歳の女性と27歳の女性が滑落してけがをしました。また、もう1人の23歳の女性は自力で移動することが困難になったということです。

3人が宿泊していた施設を通じて、救助要請があり、午後5時半ころ、県警ヘリで救助し、病院に搬送しました。

27歳女性は軽傷の模様、1人の23歳女性はけがの程度を確認中、もう1人の23歳女性にけがはない模様です。

3人は観光のため日本を訪れていたということです。

大型連休中(4月26日~5日午後9時半時点)、県内では、少なくとも23件の山岳遭難が発生し4人が死亡しています。

長野県警は
・自身の力量に見合った山を選ぶ
・天候を確認する(悪天候時は冬山と同じ)
・十分な装備(軽アイゼンで大丈夫か?)
・ルートの確認(登山道は雪の下の場合がある)
ことなどを呼びかけています。

長野放送
長野放送

長野の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。