B2リーグの鹿児島レブナイズは、5日、ホームで行われたプレーオフ準々決勝の第3戦で敗れ、悲願のB1昇格はなりませんでした。
2戦先勝方式のプレーオフ。
1勝1敗で迎え、勝てば準決勝進出が決まる大一番には、多くのファンが駆けつけました。
井上彩香アナウンサー
「試合開始まで1時間を切りました!会場は熱気と緊張感に包まれています。多くのファンの声援を受け勝利となるのでしょうか」
会場を訪れたファン
「奄美から来ました。(レブナイズを)見始めてから3~4年ぐらい(応援していて)、当時は300人くらいしかブースターの方がいなかったのが、今はこれだけ人が入るようになって。それでさらに違う楽しさがあって」
「すごくドキドキして ワクワクしてます!」
西地区2位の黒いユニホーム鹿児島レブナイズは、東地区3位、白いユニホームの信州ブレイブウォリアーズと対戦。
レブナイズはチームの主力マット・ハームスが4日の試合で足を負傷し、ベンチで試合を見守ります。
第1クオーター。
4日、14得点の1番ジェームズ・エニス。
フェイクをいれてレイアップ!
そして相手に囲まれながらもシュート!
気持ちのこもったプレーでチームを引っ張り、第1クオーターは互角の勝負を展開します。
しかし、第2クオーター、レブナイズは精彩を欠き、前半を終え36対45と、9点を追う展開に。
それでも約3000人の大応援団が選手の背中を後押しします。
会場を沸かせながらも点差を詰めることはできず、73対91で敗れたレブナイズ。
プレーオフは準々決勝敗退となりました。
悲願のB1リーグには届かなかった今シーズン。
7年ぶりのB2で最後まで戦い抜いた選手に、ファンからは惜しみない拍手が送られました。
会場を訪れたファン
「悔しいです…(涙)」
Q.声がもう出ませんね?
「もう出ません(泣笑)」
会場を訪れたファン
「いろんな感動をもらえたのですごくうれしかった。『ありがとうございます』と伝えたい」
鹿児島レブナイズ・武藤修平キャプテン
「まだまだやれたポテンシャルはあったんじゃないかなと、正直思います」
「劣勢な試合展開の中でもずっと声を出してくれたブースターの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱい」
「来シーズンもB2というカテゴリーで試合はあるので、引き続き力を貸してもらえたらと思います」
レブナイズは5月24日、鹿児島市の西原商会アリーナで「ブースター感謝祭」を開催するということです。