オーストラリアで5月3日に行われた総選挙で、アルバニージー首相が率いる与党・労働党が過半数の議席を獲得し勝利しました。
オーストラリアで3日、議会下院の総選挙で投開票が行われ、アルバニージー首相が率いる与党・労働党が過半数の議席を獲得し、政権を維持しました。
アルバニージー首相は「オーストラリア人は、互いを思いやりながら未来を築くというオーストラリア流のやり方で世界の課題に立ち向かうことを選んだ」と述べました。
一方、公務員の削減などアメリカのトランプ政権に似た政策を打ち出していた野党・保守連合は惨敗し、代表のダットン氏も落選しました。
オーストラリアでは物価高に加え、いわゆる「トランプ関税」に対する国民の反発が強まっていて、アルバニージー氏がこの勝利を受け、今後アメリカにどう対応していくのかが問われることになります。