小浜市では、小浜神社の例祭「お城まつり」が2日から始まり、市内では呼び物の「雲浜獅子」が披露されました。
雲浜獅子は、江戸時代に小浜藩主・酒井忠勝が、現在の埼玉県の川越から国替えで小浜に移る際に舞い手を連れてきたのが始まりとされています。
2日午前中は雨となったため、市内のホテルや幼稚園など屋内で舞が披露されました。
小学生が舞い手を務める「こども獅子」には4人の児童が参加。保存会によりますと、近年は地区の子供の数が減り舞い手の確保が難しくなっているということです。
舞い手を務めた小学校5年の小川怜音奈さんは「獅子になりきって獅子の激しいイメージを演じながらやっている。いろんなところを見てほしいし、私もやりたいなと思ってほしい」と話します。
雲浜獅子の巡行は3日も行われます。