東京・渋谷区で4月29日、無許可で女性従業員に酒を提供・接待させた疑いで、バーを経営するペルー国籍の男(40)が逮捕された。店は2020年から営業し、売上は1億円超とみられる。警視庁の警告を無視して営業を続けていたが、容疑者は容疑を否認している。

水着VIP接待で売上1億円以上

薄暗い店内を妖しく照らす紫の照明、その奥にあるのはジャグジー付きのバスタブだ。

この記事の画像(11枚)

この店を経営するペルー国籍のカラスコ・ディアス・ウィルベルト・ケルウィン容疑者(40)が、東京・渋谷署で4月29日、風営法違反の疑いで逮捕された。

カラスコ容疑者は4月29日の午後10時頃、無許可で女性従業員を客の隣に座らせ、酒を提供させるなどの接待をさせた疑いが持たれている。

警告無視で営業続け逮捕も容疑否認

このバーは2020年7月頃から東京・渋谷区で営業を開始し、これまでの売り上げは1億円以上とみられている。

メニューには、水着姿の女性従業員の入浴を見ながら飲食を楽しめる60分1万3000円のVIPコースなどがあり、中には1日に30万円も支払う太客もいたという。

警視庁は2024年から2025年にかけ、この店に2回立ち入りを行い、無許可での接待営業の警告を行っていたが、改善されていなかったという。

カラスコ容疑者は警視庁の調べに対し「自分としては正しい営業をしており、逮捕されたのは納得できません」と容疑を否認しているという。
(「イット!」5月1日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(11枚)