東京・新宿署で30日、無人レンタルスタジオの料金箱から現金を盗んだ疑いで、森田那藍容疑者(23)が逮捕された。
配線カバーと粘着テープを使い現金封筒を引き出す手口で、都内7店舗から50万円以上を盗んだ疑いが持たれいてる。
料金箱から現金を粘着テープで
東京・新宿署で30日午前9時過ぎ、カメラが捉えたのは、カメラに目を向けるも視線を逸らす、金髪で鼻にピアスを付けた男。

窃盗などの疑いで逮捕された住居不定、アルバイトの森田那藍(なおい)容疑者(23)だ。
森田容疑者は5日、新宿区内の無人のレンタルスタジオから現金6000円を盗んだ疑いが持たれている。
一体どのような手口で金を盗み取ったのか?

警視庁によると、森田容疑者はスタジオ内の配線を隠す長さ約80cmのカバーを取り外し、その先端に自身が用意した粘着テープを貼り付けたという。

それを料金箱の中に差し込み、現金が入った封筒にくっつけて盗み取ったという。
都内7店舗被害…余罪20件以上か
3月15日に撮影された同じ系列の店舗での映像では、森田容疑者は鏡の前に座り、メイクをするような素振りを見せていた。

警視庁によると、森田容疑者は都内の7店舗で合わせて50万円以上を盗んでいたとみられている。

調べに対し、森田容疑者は「所持金が1000円ぐらいしかなく、盗んだお金は生活費にあてていた」と供述している。

警視庁は余罪が20件以上あるとみて、捜査している。
(「イット!」4月30日放送より)
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