栃木県の東北道で乗用車が逆走し3人が死亡した事故で、現場には目立ったブレーキ痕はなく、逆走車は速度を落とさず正面衝突した可能性があることがわかった。

26日夜、那須塩原市の東北道上りで、乗用車が逆走して当て逃げしたほか、さらに車と正面衝突し、逆走車を運転していた前原勇太さんと衝突された車の平岡勝利さんが死亡した。

このほか、この事故の影響で渋滞中だった車の列にトラックが突っ込み1人が死亡した。

警察のその後の調べで、逆走車は追い越し車線で正面衝突したほか、現場に目立ったブレーキ痕がなかったことがわかった。

警察は逆走車が速度を落とさず乗用車に衝突した可能性があるとみて、逆走した詳しい経緯を調べている。

(フジテレビ社会部)