徳島県海陽町で26日夜、救急車がブロック塀に衝突する事故がありました。搬送中の60代患者と救急隊員にケガはありませんでした。
26日午後8時52分ごろ、海陽町大里の信号のない交差点で、海南消防署所属の消防副士長(25)が運転する救急車が左折する際、道路脇のブロック塀に衝突しました。現場は、民家の間に位置する幅約5メートルの交差点です。
警察によりますと、救急車は患者を搬送中で、サイレンは鳴らしていませんでした。左折時の速度は徐行に近い状態だったとみられています。
救急車の左側面下部に擦り傷とへこみができたほか、ブロック塀にも軽微な擦り傷が確認されました。
救急車は自走可能だったため、搬送中だった60代の男性患者を、隣の牟岐町の病院まで搬送しました。事故当時、この救急車には患者ほか合わせて4人が乗っていましたが全員ケガはありませんでした。
警察は、事故原因を詳しく調べています。