使用済みの食用油などから作られる航空燃料「SAF」の国内での製造が開始され、初めて航空機に供給されました。

ミャクミャクのデザインの航空機に供給しているのは、国内で製造された持続可能な航空燃料「SAF」です。

「SAF」は、使用済みの食用油などから作られる環境にやさしい航空燃料で、排出量を従来の2割ほどに抑えられます。

これまでは、海外からの輸入に頼っていましたが、先月、堺市の工場で国内初となる量産が始まっています。

【日揮ホールディングス秋鹿正敬・専務執行役員】
「一人一人の行動変容(=食用油の再利用)が、国産SAFの根幹になる。日本全国のみなさんにこのことをお伝えしていきたい」

国産の「SAF」は今後、ほかの航空会社にも供給される予定です。

関西テレビ
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