5月5日の「こどもの日」を前に、秋田県横手市の川にこいのぼりが飾られました。地域の園児が色付けした特別なこいのぼりも空を泳いでいます。鮮やかな色使いはひときわ目を引きます。

見頃を迎えた桜とともに地域を彩るのは、色とりどりのこいのぼりです。赤に青に黒、横手市大森町を流れる大納川を横断するように大小50匹が悠々と空を泳ぎます。

大納川のこいのぼりは、地域の町内会が毎年子どもたちの健やかな成長を願って飾っています。

2025年は取り組み開始から30年の節目で、それを記念した特別なこいのぼりが飾られています。

見学に訪れた地元の大森保育園の園児が見つめる先にあるカラフルなこいのぼり。これを作ったのは園児たちで、思い思いに色付けして完成させました。

園児たちは『こいのぼり』の歌を歌いながら、自分たちが作ったこいのぼりが空を泳ぐ様子を楽しみ、「こいのぼりがかわいかった」「作るところが楽しかった」などと話していました。

五日町こいのぼり遊泳実行員会・遠藤博美実行委員長:
「子どもたちが元気に健やかに育って、大人になってもこいのぼりを『懐かしいな』と地元に来るたびに思い出してもらえればありがたい」

大納川のこいのぼりは5月下旬まで飾られ、地域を彩ります。

秋田テレビ
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