秋田県大館市に住む80代の女性が警察官をかたる男から電話で犯罪に巻き込まれる可能性を指摘され、指示されるがままに玄関先に金を置き4600万円をだまし取られました。
3月上旬、大館市に住む80代女性のスマートフォンに中央警察署を名乗る男から「犯人からあなたの口座に40万円の振り込みがある。あなたを共犯者とみており、取り調べる必要がある」と電話がありました。
また、警察官をかたる別の男から「口座の金は盗まれる可能性があり危ない。毎日少しずつ下ろした方がいい」などと電話で言われました。
女性は指示された通りに自分の口座から複数回金を引き出して保管していたところ、男から「自宅で金を管理するのは危険。警察で調べるから渡してほしい」などと言われました。
女性は4月30日までに3回、現金計4600万円を紙袋などに入れて自宅の玄関先に置き、持ち去られました。
女性が30日に男からの指示に従って110番通報し、詐欺被害が明らかになりました。