自民党は、提出が遅れている年金制度改革法案について、5月中旬に国会に提出すると野党側に伝えました。
年金法案をめぐっては、厚生年金の積立金を使って基礎年金を底上げする部分などが反発を招くことへの懸念が自民党内で広がり、提出が遅れていました。
こうした中、自民党は24日、基礎年金の底上げ部分を削除した法案について大筋了承しました。
これを受け自民党は25日、4月中の提出を求めてきた立憲民主党に対し、5月中旬に法案を国会に提出すると伝え理解を求めました。
立憲は条件として、石破首相が出席しての集中審議を求めるなど年金改革を徹底議論する構えです。