バーベキューなどによる火災の危険性を知ってもらおうと、熊本市消防局が24日枯れ草火災の燃焼実験を行いました。
消防局では、撮影した動画を近くSNSなどで公開することにしています。
火のついたタバコのポイ捨て…。
枯れ草に投げ入れて約5分後、白煙が上がったかと思うと一気に炎が広がります。
この映像は、熊本市北区で発生した枯れ草火災の様子です。
刈り取った草を焼却していたところ延焼し、火は畑を越えて、のり面にも拡大しました。
熊本市消防局管内の去年の火災原因1位は、9年連続で「たき火」です。
特に3月から5月にかけては乾燥し強風が吹くケースも多いことから、その危険性を知ってもらおうと、燃焼実験の動画撮影が24日、行われました。
実験では、炭を入れたグリルを使った再現も行われました。
【熊本市消防局予防課 林はるよ副課長】
「バーベキューの機会も多くなるが、必ず水バケツなど消火の準備をして楽しんでもらいたい」
消防局では、近く実験動画をSNSなどで公開する予定です。