特殊詐欺が後を絶ちません。島根県内では、4月24日も3件で合わせて約780万円の被害が明らかになりました。こうした中、島根県警の警察署長会議が24日に開かれ、丸山本部長が特殊詐欺被害の防止に全力を挙げるよう指示しました。

島根県警・丸山直紀本部長:
当県においても、特殊詐欺被害の防止対策をはじめ、諸対策のより一層の強化が強く求められています。

松江市で24日に開かれた島根県警の警察署長会議で、丸山本部長が警察署長など約60人の幹部職員に対し、特殊詐欺被害の防止に全力を挙げるよう指示しました。

島根県内の2024年1年間の特殊詐欺による被害は、記録が残る過去10年間で最も多い78件。
被害総額は、1億4800万円余りに上っています。
2025年も、3月末までに被害額が1億4627万円と、2024年1年間の数字に迫るなど被害が急増しています。

県警は、引き続き県民に注意を呼びかけるとともに金融機関やコンビニとの連携を強め、いわゆる「水際対策」を強化、被害防止に向けた取り組みを強める方針です。

TSKさんいん中央テレビ
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