G20(20の国と地域)の財務相・中央銀行総裁会議が、ワシントンで開幕し、アメリカの関税措置などを議論しました。
加藤財務相:
米国の関税措置と一部の国の対抗措置や、それがもたらす不確実性が足元の為替を含む金融市場を不安定にし、実体経済に悪影響を及ぼしていると指摘しました。
加藤財務相は、会議では日本の他にも多くの国がアメリカの関税措置について意見を述べたほか、アメリカのベッセント財務長官も自国の立場に基づいて言及したと明らかにしました。
また、日本時間の25日未明に行われるベッセント財務長官との会談については「いろんな状況が動いてきている」と指摘した上で、「それをしっかり注視しながら対応していきたい」と述べました。