地元で愛されたレジャー施設、コロナ禍の経営難を立て直せず
コロナ禍のためプールの営業を停止していた南国市のレジャー施設巨峰園が12月4日破産申請を行ったことが分かりました。
高知地裁に破産申請を行ったのは南国市にあるレジャー施設・巨峰園です。巨峰園は1960年に創業。ぶどう狩りを楽しめる観光農園を営むかたわら波が出るプールやスライダーを備えたレジャープールを運営していました。
しかし、2020年コロナ禍によりプールの営業を停止して以降再開できていませんでした。関連事業としてバスの貸し出しなどを行う「巨峰ライン」とレジャー施設内で飲食店経営を行う「レストラン巨峰園」もコロナ禍の影響から需要が後退し、厳しい経営状況となっていました。
コロナ関連融資を利用していたものの経営難を立て直せず破産申請に至りました。負債額は総額およそ3億7000万円となりました。