鳥取県に新たに移住した航空会社の客室乗務員が、県のPR役「とっとりへウェルカニアンバサダー」に任命されました。客室乗務員との「二刀流」で鳥取の魅力を発信します。

「とっとりへウェルカニアンバサダー」に任命されたのは、航空会社ANAの客室乗務員、杉浦彩夏さんです。
杉浦さんはこれまで約1年半、東京を拠点に客室乗務員として勤務。21日に鳥取市に引っ越したばかりです。
客室乗務員を続けながら、月の半分は鳥取県の職員としてイベントやSNSを通じて、鳥取の魅力を発信します。

平井知事:
ぜひANA(エーエヌエー)らしく、鳥取県「ええね~」と発信していただければと思います。県庁の枠にとらわれず、思い切ってご活躍いただいたり、楽しんでいただければと思います。

「とっとりへウェルカニアンバサダー」は、コロナ禍で厳しい経営環境となったANAを支援するため、4年前に創設。「転職なき移住」を掲げ、客室乗務員が仕事を続けながら鳥取県に移住。県が職員として受け入れ、そのスキルを活かした業務にあたっています。県は、コロナ禍のあとも受け入れを続け、杉浦さんが13人目です。

アンバサダーに就任・ANA杉浦彩夏さん:
今年度は関西万博もありますので、例年以上に国内外から人が集まってくると思いますので、1人でも多くの方に足を運んでいただいて、鳥取を好きになってもらえるように頑張ります。

ANAでは、杉浦さんのほか2人の客室乗務員が鳥取県に移住、県内の企業が受け入れています。
コロナ禍を経て地方への移住に関心が高まる中、県は「転職なき移住」を支援、新しい働き方として定着させたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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