室戸市の海岸にクジラが漂着しているのが見つかりました。すでに死んでいて破裂する恐れがあったことから、調査した水族館は近づかないように一時呼びかけていました。
クジラが見つかったのは室戸市室戸岬町の海岸です。むろと廃校水族館によりますと4月16日午後、住民から「クジラかイルカが流れ着いている」と連絡がありました。
調べたところ、体長2メートル20センチほどのハクジラの一種「カズハゴンドウ」で、すでに死後1週間ほど経っている状態でした。
クジラをどこに移動させるかを調整する間は海岸に置かれたままになっていて、体内にガスがたまって破裂する恐れもあったことから、水族館は近づかないように一時呼びかけていました。
クジラは18日に処理されました。骨格については今後、研究のため標本にする予定だということです。