広島の地で創業した大手菓子メーカー「カルビー」の新工場が広島市に完成し、21日、竣工式が開かれました。

広島市佐伯区に完成したカルビー「せとうち広島工場」の竣工式には、湯崎知事など関係者が出席しました。

【湯崎英彦知事】
「広島県経済にとっても重要な拠点となり、全国さらには海外へと広がる新たな市場を開拓されることを心から期待しています」

工場の敷地面積は、カルビーでは最大規模となるおよそ10万平方メートルで、国内で工場が新設されるのは19年ぶりです。
工場では「ポテトチップス」や「じゃがビー」などの主力商品を製造するほか、商品に使用できなかったジャガイモを再利用することやDX=デジタル・トランスフォーメーションによる「生産性のアップ」など、「人にも環境にも優しい工場」を目指します。

【カルビー・江原信社長】
「(カルビーの)ノウハウを結集し、最新のDXを駆使し省力化・省人化を実行した生産性の高い工場です。創業の地広島から新たな1ページがスタートします」

「せとうち広島工場」では、年間およそ280億円の売上げを見込んでいます。

テレビ新広島
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