5月5日の端午の節句を前に、鹿児島市のかごしま水族館では、18日から“こいのぼり”ならぬ“かつおのぼり”がお目見えしました。

児童たちの歌声
「♪屋根より高い、“かつおのぼり~”」

かごしま水族館では、館内で展示しているカツオをPRするとともに、海の生き物により親しんでもらおうと、3年前からこの時期に“こいのぼり”ならぬ“かつおのぼり”を飾っています。

2025年は遠足で水族館を訪れた、鹿児島市の広木小学校の1年生の子供たちがお手伝い。

みんなで力をあわせてロープを引くと、大小8匹の“かつおのぼり”が、さっそく春の風に揺れながら気持ちよさそうに泳ぎ始めました。

児童
「(空へ)行くところが楽しかった」
「かつおをあげた。(かつおのぼりは)うれしい気分かな」

かごしま水族館・佐々木章館長
「鹿児島はカツオがとてもなじみのある魚なので、みなさんと一緒に楽しみたいと思い、かつおのぼりを揚げている。子どもたちと一緒に揚げるのは今回が初めてだったが、とても喜んでくれて、とても楽しくなった」

かごしま水族館では、ゴールデンウイーク期間中の5月3日から5日までは開館時間を午後9時まで延長。

いつもと違う夜の魚たちの様子を楽しめるということです。

鹿児島テレビ
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