日本とアメリカによる初めての関税交渉が、まもなく始まります。交渉にはトランプ大統領も参加し、農業や安全保障分野で厳しい要求を突き付ける可能性もあります。
日本時間17日午前6時から予定されている関税交渉を前に、トランプ大統領は「日本が関税、軍事支援の費用、貿易の公平性について交渉するためにやって来る」とSNSに投稿し、自ら出席して直接交渉に乗り出す考えを示しました。
赤沢経済再生相:
(Q. トランプ氏の交渉出席)大変ありがたいことだ。日本を非常に重要視してくれているということだと思う。
交渉に臨む赤沢経済再生担当相は「石破首相からの指示をトランプ大統領に伝える」と述べましたが、トランプ氏が、関税以外に在日アメリカ軍の駐留経費に関する日本側の負担にも言及したことで、厳しい要求が突き付けられる可能性があります。
協議では、トランプ氏が関税は700%と主張するコメや、25%の追加関税を課している自動車もテーマになるとみられます。