東京・中野区で12日、バイクの男がすれ違った車のドアミラーを蹴り壊し逃走。逮捕された警備員の男(51)は「パッシングされたと思いムシャクシャした」と話している。

事件当日、同様の被害が複数あり、警視庁が男の余罪を調べている。

すれ違いざまにドアミラーをキック

東京・野方署で16日午前、器物損壊容疑で逮捕された警備員の中村行紀容疑者(51)をカメラが捉えた。

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その犯行の様子が、防犯カメラに記録されていた。

現場は東京・中野区の住宅街。道路の向こうからヘッドライトをつけた車が走ってきた。そこに、画面の下から現れたのが、バイクに乗る中村容疑者だ。

何気ないバイクと車のすれ違いと思いきや、すれ違いざまに中村容疑者は右足を高く上げ、ドカッと車のドアミラーをキックしているのが、映像で確認できる。そして路上にはドアミラーの破片が散らばっていた。

動機は「パッシングされた気がした」

調べに対し、中村容疑者は容疑を認めた上で「対向車にパッシングされたような気がして、ムシャクシャした」との動機を供述している。

警視庁は、事件があったこの日、同じような被害を複数確認しており、中村容疑者の犯行とみて余罪を調べている。
(「イット!」4月16日放送より)

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