外出が困難な高齢者の買い物を支援するため、コンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパンは、4月16日から宮城県大崎市で移動販売を始めました。
移動販売の開始に伴い大崎市役所で行われたセレモニーには、関係者約30人が出席し、テープカットが行われた後、専用の車両が販売先に向けて出発しました。
このサービスは、外出が困難な高齢者の買い物を支援しようと、コンビニエンスストア大手のセブン-イレブン・ジャパンが大崎市や社会福祉協議会などと連携して取り組むものです。
専用の車両には冷蔵と冷凍の設備も備えられ、野菜や卵、総菜のほか、ティッシュなどの日用品、約350種類が用意されています。
市民
「調味料とか卵とか手軽に買えるものがあるので、だいぶ助かります」
「自転車で買い物に行くにしても、スーパーが国道沿いで大変危ない」
古川駅南3丁目店 早坂晃一オーナー
「車が来るからわくわくして、皆さんの集いの場になって、一緒に楽しんで買い物をしてもらえるような場を作れたら」
移動販売は大崎市内全域で行われ、月曜日から金曜日にかけ、各地区の集会所など35カ所を回ります。セブン-イレブン・ジャパンが宮城県内で手がける移動販売は、亘理町と多賀城市に次いで3例目です。