新年度が始まり、小学1年生が元気に学校に通う姿を見かけるようになりました。

こうした中、子供たちの安全を確保しようと警察などが15日、通学路でドライバーに交通ルールの徹底を呼びかけました。

これは『春の全国交通安全運動』に合わせて行われたもので、熊本市中央区の春竹小学校の近くでは15日朝、警察官が登校する小学生に正しい横断歩道の渡り方を教えました。

また、地元の交通安全協会の会員約30人ものぼりなどを使ってドライバーに飲酒運転やわき見運転の危険性を訴えました。

警察によりますと、県内では去年までの過去5年間に歩行中の小学生194人が事故でけがをしていて、その約3割が1年生ということです。

【熊本南警察署 橋本 和明 交通第一課長】
「ドライバーは標識表示を確実にしっかり見て、周りに子供がいないか慎重な運転をお願いします。保護者は子供に対して『道路を走らないでね』『ゆっくりしっかり周りを見てね』と声かけなどを続けてください」

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。