八代市や上天草市で『震度7』。津波警報も発表された想定で訓練が行われました。

熊本県庁で15日朝、職員の初動対応を確認する抜き打ちの参集訓練がありました。

訓練は「15日午前6時に天草・芦北地方を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生。八代市や上天草市で『震度7』を観測し、有明海と八代海、天草灘の沿岸に津波警報が発表された」との想定で行われました。

【岡崎 宣彰 記者】
「現在、午前6時を回りました。こちらは県庁の防災センターで参集訓練で職員が次々と駆け付けています」

職員には事前に訓練の日時を伝えないブラインド方式。いわゆる〈抜き打ち〉の形で行われました。

木村知事も連絡を受け14分後に、対策本部がある防災センターに駆け付け、被害の状況などを確認しました。

【木村 知事】
「(熊本地震の)経験をいかに職員が捉えるか、体に染み込ませるかが大事。訓練を続けて、震災の経験を自分も忘れず、職員にもつなげるよう努力する」

15日の参集訓練では、訓練開始から1時間以内に対象となる職員の7割に当たる2575人が集まり、2時間以内にはほぼ全ての職員が集まったということです。

テレビ熊本
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