海上自衛隊鹿屋航空基地で4月15日予定されていた、陸上自衛隊のオスプレイの訓練も強風のため中止となりました。
予定されていたのは、陸上自衛隊木更津駐屯地のオスプレイ1機が、鹿屋航空基地で物資などの輸送や離着陸、地上部隊との調整などを行う訓練です。
しかし、15日の鹿屋市は最大瞬間風速18.2メートルを観測するなど風が強く、木更津駐屯地は訓練の中止を決定しました。
木更津駐屯地のオスプレイを巡っては、九州防衛局は15日、佐賀空港への配備を2025年7月9日以降に順次始めると佐賀県に伝えています。
今回の訓練も島しょ防衛を念頭に置いたもので、鹿屋航空基地だけでなく長崎県の大村航空基地も経由して実施される予定です。
木更津駐屯地は「オスプレイの特性上パイロットの九州での訓練が必要」としています。
木更津駐屯地は予備日としていた16日、訓練を実施する予定だということです。