乳児が感染すると死亡する恐れもある「百日咳」の感染者数は、今月初めの1週間で全国で722人に上り、過去最多となりました。
百日咳は咳が長引くのが特徴で、子どもを中心に感染し、乳児がかかった場合は重症化して死亡する恐れもあります。
「国立健康危機管理研究機構」によりますと、今月6日までの1週間で報告された全国の感染者数は722人に上りました。すべての症例を報告するようになった2018年以降、最も多くなった前の週(578人)を上回り、過去最多を更新しています。
厚生労働省はワクチン接種や、マスク着用を呼びかけています。