J3の鹿児島ユナイテッドFCは、13日ホームでアスルクラロ沼津と対戦し、1対1で引き分けました。
この試合、KTSでは実況生中継でお伝えしました。
元日本代表の巻誠一郎さんの解説とともに振り返ります。
6試合負けなしと好調をキープし、2位につける紺のユニホーム鹿児島ユナイテッド。
白波スタジアムには6600人を超えるファン・サポーターが詰めかけました。
開幕戦から全試合で得点しているユナイテッドは、この試合も序盤からチャンスを作ります。
その直後、ユナイテッドはこの試合最大のピンチを迎えますが、センターバックの千布が身体を張ったディフェンスで得点を許しません。
歓喜の瞬間は、29分に訪れます。
山口の今シーズン2ゴール目でユナイテッドが先制します。
しかし、43分にロングボールから失点し、同点に追いつかれ、前半を終えます。
後半に入ると、試合はユナイテッドペース。
チャンスは作り続けるものの、この日はあと1点が遠いユナイテッド。
相手の4倍近い15本のシュートを放ちましたが最後まで追加点を奪うことはできず、試合終了。
1対1の引き分けに終わり、勝ち点1を分け合う結果となりました。
先制ゴール・27番 山口 卓己 選手
「この試合は勝たないといけない試合だったので、まだまだ自分たちがやらないといけない部分がたくさん出た試合だった」
では、順位表です。
ユナイテッドは7戦負なしですが、順位を一つ落として3位となっています。
では、こちらのコーナーに参りましょう!
実況アナが選ぶユナイテッドセレクションです。
13日のKTSの中継、実況は私、上片平が担当しました。
最も印象に残ったシーンはこちらです。
(解説)巻誠一郎さん
「杉井から縦のボールは通りませんでした。ただこの切り替え!~波状攻撃、山口!」
13日の試合はとにかく押し込む時間が多かったユナイテッド。
その要因が、この「攻守の切り替え」です。
相手にボールを奪われても高い位置からの守備で奪い返し、攻撃へと繋げていきました。
この攻守の切り替えの速さに関しては、解説の巻さんもー。
(解説)巻誠一郎さん
「(ユナイテッドの)攻守の切り替えはJリーグ全体を見ても非常に速い」
元日本代表の巻さんも絶賛する、今シーズンのユナイテッドの象徴「攻守の切り替えの速さ」今後も注目です!
ユナイテッド、次の試合はアウェーです。
4月20日、最下位の鳥取と対戦します。