こちらは皆さんおなじみのポテトチップスです。

このように九州味自慢シリーズとして、長崎県の「五島灘の塩味 あごだし風味」、佐賀県の「有明海産 佐賀のり味」が販売されてきました。

これに続く第3弾として、14日、鹿児島の味がお披露目されました。県内のどんな特産品が使われたんでしょうか?


鹿児島県庁を訪れたのは、大手菓子メーカーカルビーの関係者たち。

カルビーは九州味自慢と題し、九州各地の特産品を使ったポテトチップスを販売していて、その第3弾として鹿児島の味を作りました。

それがこちら!
『甘口しょうゆ味 黒さつま鶏仕立て』です。

カルビー ポテトチップス部・藤原秀樹ブランドマネジャー
「甘口しょうゆと相性のいい黒さつま鶏の素材を提案してもらって開発がスタートした。地元鹿児島のお客様の嗜好に合わせて、より甘みのある味わいを目指した」


このポテトチップスを作っているのが、鹿児島市南栄にあるカルビーの鹿児島工場。

1975年に九州唯一のカルビーの工場として操業を開始し、一日でポテトチップス40万袋ほどを製造しています。

鹿児島工場が2025年2月に50周年を迎えたのを記念して、今回、鹿児島の味が作られました。

県庁の職員と打ち合わせを重ねながら作り上げたというこだわりの味に、塩田知事は…!?

鹿児島県・塩田知事
「さっきからいい香りがしていた(笑)。おいしいですね。黒さつま鶏のどの部位を使っている?」

カルビー ポテトチップス部・藤原秀樹ブランドマネジャー
「うまみの強い脂身の少ないところが商品化に向いていたので使用させていただいた」

今回、ポテトチップスに使われる黒さつま鶏は、鹿児島県南九州市にある農場で育てられたもので、生産者は喜びを口にしました。

真栄ファーム(南九州市)・和田 真弥代表
「カルビーに声をかけてもらった時はすごくうれしかった。黒さつま鶏という鶏があるんだというのを知ってもらえたらうれしい」

カルビー・江原信代表
「鹿児島県の方に喜んでもらえるような商品が出せればということで、この商品を企画した。九州の甘口のしょうゆと黒さつま鶏という特徴のある鶏を活用した商品になっているので、その組み合わせのおいしさを厚切りのギザギザカットのポテトチップスで味わってもらえたら」

「ポテトチップス九州味自慢 甘口しょうゆ味黒さつま鶏仕立て」は、4月21日から九州エリア限定で2025年10月ごろまで販売されます。

鹿児島テレビ
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