日本銀行の調査で、静岡県内の企業が感じる景気の指数が海外の景気の減速の影響などにより2期連続で悪化していることがわかりました。
日銀静岡支店が県内256の企業を対象に行った調査で、「景気が良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数はプラス6ポイントで前回の調査から4ポイント悪化しました。
海外経済の減速や原材料の高騰で自動車関連など輸送用機械が8ポイント、紙・パルプが33ポイント下落し、製造業全体ではマイナス4ポイントとなっています。
一方で非製造業はプラス16ポイントで、日銀静岡支店は全体として景気は緩やかに回復しているもののトランプ政権の追加関税の影響など今後、注視する必要があると分析しています。