イランの核開発問題をめぐり、アメリカとイランの高官協議が4月12日、中東のオマーンで行われました。
協議は、アメリカのウィトコフ中東担当特使とイランのアラグチ外相が参加し、仲介役のオマーンの外相を通して意見を伝える間接的な形で行われました。
核問題のほか、イランへの経済制裁についても話し合い、19日に再び協議することで合意しました。
ホワイトハウスによりますと、ウィトコフ氏は「対話と外交を通じ、両国の相違点を解決する」としたトランプ大統領の考えを伝えたということです。
協議について両国は「建設的だった」と評価していて、今後、本格的な交渉につながるのか注目されます。