アメリカのトランプ大統領は、軍事情報流出などで批判されていたウォルツ大統領補佐官を解任し、「国連大使」に指名すると発表しました。
事実上の更迭とみられます。
トランプ大統領は1日、自身のSNSに国家安全保障担当のウォルツ大統領補佐官を次の国連大使に指名したことを投稿し、当面はルビオ国務長官が担当を兼務すると明らかにしました。
投稿は国務省の会見中に行われ、報道官が「明らかに私も今、あなたから初めて聞いた」と動揺する場面もありました。
ウォルツ氏は、民間の通信アプリのグループチャットに誤って記者を招待し、軍事情報を流出させたことが問題視され、解任が取り沙汰されていました。
1月の政権発足後、閣僚級の解任は初めてです。