「非常戒厳」宣言をめぐり罷免された韓国の尹錫悦前大統領が公邸から退去しました。
公邸から歩いて出てきた尹大統領は、集まった支援者に応えていました。
尹前大統領は11日午後5時過ぎに、公邸の入り口付近で車を降り、集まった支援者と握手を交わすなどしたあと、2年半ほど過ごした公邸をあとにしました。
尹前大統領は、公邸で飼っていた愛犬とネコ11匹を連れて、大統領就任前に住んでいたソウル市内の自宅マンションに移りました。
尹前大統領はその後、「もう私は国民の1人に戻り、国と国民のための新しい道を探します」と国民に向けてメッセージを出しています。
尹前大統領は内乱を首謀した罪に問われていて、来週、刑事裁判の初公判を迎えます。
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