愛媛県で子どもを中心に患いやすい「百日咳」の感染者が、今年に入り4月6日時点で130人確認され、2018年に調査が始まって以来、同じ時期では最も多くなりました。すでに去年1年間の感染者を上回っています。
「百日咳」は「百日咳菌」の感染により子どもを中心に患う病気。カゼの症状で始まり、次第に咳が増えて激しくなり、乳児は重症化すると肺炎や脳炎になることもあるとされています。
愛媛県の11日の発表によりますと、百日咳の感染者は3月17日から4月6日の間に60人確認されました。保健所別で最も多いのは中予の36人。松山市が16人となっていて、ほかは西条5人、八幡浜3人でした。
中予地域の確認がほとんどで、年齢別は5~14歳が全体の86.9%を占めているということです。
また今年に入ってから130人が確認され、2018年に調査が始まって以来、同じ時期では最も多くなりました。去年1年間の感染者は129人で今年はすでに上回っています。
県は学校の集団生活などを通じた感染の広がりを防ぐため、咳が長く続く場合は早く医療機関を受診するよう呼びかけています。
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