アメリカとロシアが10日、受刑者の身柄を交換したとロシアメディアが報じました。
ロシア国営タス通信によりますと、身柄が交換されたのはロシア国籍の34歳の男性と、アメリカとロシアの国籍を持つ33歳の女性です。
ロシア人男性はアメリカ製の製品をロシアに輸出した輸出管理法違反の罪で、二重国籍の女性は、ウクライナ軍のために資金を集めて武器や弾薬を購入した反逆罪で実刑判決を受けていました。
身柄交換は中東のUAE=アラブ首長国連邦の仲介でおこなわれ、すでにそれぞれの国に向けて出発したということです。
アメリカとロシアは10日、イスタンブールで4回目の高官協議をおこなっていて、信頼醸成の一環として身柄交換をおこなったとみられます。