OHKのカメラが収めた岡山・香川の懐かしの映像で、ふるさとの歴史を振り返ります。今回は1982年(昭和57年)4月10日に香川県琴平町で撮影された映像です。
琴平町の金刀比羅宮で讃岐路に本格的な春の到来を告げる伝統行事「桜花祭」が行われました。「桜花祭」は昔、サクラの花が散る頃に病気が広がると考えられていたことから、それを防ぐために始まったともいわれています。
この日は神職と巫女の行列が、大門から本宮まで練り歩きました。神職は冠にサクラの花をさし、巫女はサクラの枝を持っています。本宮では「大和舞」や「八少女舞」などが奉納されました。
金刀比羅宮では2025年も4月10日に「桜花祭」が行われましたが、神職や巫女の行列はコロナ禍以降行われていません。