EU(ヨーロッパ連合)は、アメリカからの輸入品に最大で25%の追加関税を課す措置を承認しました。
EUは9日、アメリカが鉄鋼製品とアルミ二ウムに25%の関税を課したことへの対抗措置として、加盟国が投票を行いアメリカに対する追加関税を承認しました。
追加関税は15日から段階的に発動するということで、地元メディアによると、農産物や鉄鋼、オートバイなどのアメリカ製品に最大で25%、一部の製品に10%を課す見通しです。
一方で、アメリカのトランプ大統領がEU産のワインに「200%の関税をかける」と警告していたことなどを踏まえ、アメリカから輸入するバーボンウイスキーは対象から外れました。