「将来、TSMCで働きたい」と語る新入生もいました。
県内で半導体関連企業の集積が進む中、今年度、『半導体情報コース』を新設した熊本市の開新高校で入学式がありました。
【電気情報科に入学 倉橋 夏樹 さん】
「半導体に興味があって、この高校が台湾の半導体の大学とつながっていると聞いて(選んだ)。TSMCの工場で働きたい」
6学科518人が新生活のスタートを切った開新高校。
このうち『半導体情報コース』が新設された電気情報科には、例年の約2倍の119人が入学しました。
式では、馬場 純二 校長が「高校の3年間で感性を磨き、目の前にいる人の目に見えない痛みを感じ取れる人になってほしい」と激励。
そして、新入生を代表して猿渡 結斗 さんが入学への決意を述べました。
【新入生代表 普通科 猿渡 結斗 さん】
「勉学に励み、仲間と切磋琢磨し合い、人間性を成長させていくことをここに約束し、誓いの言葉とします」
【駅伝部に入部 川口 頼輝 さん】
「チームのみんなで都大路に行くことを目標に、開新高校を選んだ。みんなで都大路を目指して頑張っていきたい」
電気情報科の生徒たちはこれから1年間、技術者としての基礎知識を学び、2年生に進級するタイミングで『半導体情報コース』か『電気コース』を選択するということです。