菊池市にある障害者支援施設の利用者が手がけた絵画の展示会が熊本市で開かれています。会場には動物や植物などを描いた18の作品が並びます。
熊本市中央区上通の長崎書店のギャラリーで開かれている『サニーサイドの画家たち展』。
会場には、菊池市にある障害者支援施設『サニーサイド』の利用者7人が描いた動物や植物など18の作品が展示されています。
【障がい者支援施設サニーサイド大森(おおもり)天登武(あとむ)さん】
「障害者の社会参加の促進や障害福祉の理解を知ってもらいたく開催した」「7人の作家が個性的な作品をたくさん描いている。感じ方や見え方はそれぞれあると思うので楽しんでもらったら…」
こちらは菊川 豊さんの作品『ボールを蹴る象』です。
50色のクレヨンを使ってカラフルな象を描いています。
牧野 慎也さんの作品『バラ』は、赤色のクレヨンを使って花瓶に入っているバラをパワフルに表現しています。
また、こちらは平山 由美さんの作品『とんぼ』です。
【来場者】
「背景のグリーンとモノトーンのトンボが魅力的。深みがあって」「自然をきれいに捉えている」「表の作品を見て〈おもしろいものがあるな〉と思った」
この他、会場には、サニーサイドの利用者が作ったピンバッジやポストカードなどのグッズも展示・販売されています。
この展示会は5月11日まで開かれていて、入場は無料です。