秋田県鹿角市の山林で捕獲された野生のイノシシから豚熱ウイルスが検出されました。
3月10日、鹿角市の山林で野生イノシシ1頭が捕獲されました。秋田県立大学で4月9日に遺伝子検査が行われ、豚熱ウイルスの陽性が確認されました。
県内で確認された豚熱は19例となりました。
捕獲場所から半径10キロ以内には複数の養豚場がありますが、異常は確認されていません。また、飼育されている豚は全て豚熱ワクチンを接種していて、豚の移動や出荷に制限はないということです。
豚熱は豚やイノシシに感染する病気で、感染力の強さと致死率も高いことが特徴ですが、人に感染することはありません。