9日朝、秋田市の県道の交差点で横断歩道を自転車に乗って渡っていた男子高校生と車が接触する事故がありました。高校生は軽いけがをしましたが、車はそのまま走り去り、警察がひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っています。
事故があったのは秋田市新屋勝平町の県道で、9日午前8時ごろ、市内の高校に通学中の男子高校生（15）が十字路交差点の横断歩道を自転車で渡っていたところ、運転免許センター方面から走行し右折してきた普通乗用車と接触しました。
男子高校生は転倒し、右足にけがをして秋田市内の病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。
近所の住民は「交通量は結構多い。以前から衝突事故は多い場所」と話していました。
一方、車を運転していたのは男性で、事故のあと男子高校生に声をかけたものの、救護措置を取らずにそのまま立ち去りました。
普通乗用車は黒または紫系統の色で、警察はひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っています。事故当時、交差点の信号はどちらも青でした。
