倉敷市鶴の浦の鉄骨工事業「ウイハル建設」が3月28日に岡山地方裁判所倉敷支部から破産手続きの開始決定を受けたことが民間の信用調査会社の調べでわかりました。

帝国データバンクの発表によりますと、ウイハル建設は2017 年5月に設立された鉄骨工事業者です。地元業者からの受注により、事業所や工場、店舗などの新築に伴う鉄骨工事を主体に行っていました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに受注は激減し、業容の縮小を余儀なくされていました。その後、業績は回復傾向にあったものの、借入金の返済が重荷となって事業の継続が困難となり、2024 年5 月末頃から休眠状態となっていたということです。

負債総額は約2800万円とみられています。

岡山放送
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