日本商工会議所の小林会頭は、アメリカのトランプ大統領が打ち出した関税措置について、「極めて遺憾」と述べました。
日本商工会議所・小林健会頭:
日本の進路に対して、非常な弊害が起こりうる、そういう政策を相当強権的に出してこられたということに対して、極めて遺憾であると言わざるを得ない。
日商の小林会頭は、アメリカの関税措置が日本経済にどのような影響を及ぼすかまだ読めないと述べたうえで、あらためて強い懸念を示しました。
また、日商の会員である中小企業から売り上げが減ったなどと訴える声は上がっていないとした一方、今後サプライチェーンヘの影響のほか、中小企業の賃上げ機運に水を差す可能性があるとして警戒感を示しました。