立憲民主党の野田代表は、8日の党の常任幹事会で挨拶し、7日夜に行われた関税問題を巡る石破首相とアメリカのトランプ大統領の電話会談について、「やったふり感が出ているだけ」と評価した。
野田代表は、電話会談について「20分から25分と言われている。通訳を挟むと半分だ」と指摘。
その上で、「ほとんど局面打開の兆しを持つような会ではなかったと思うし、交渉相手だけを決めるというところにとどまったのではないか」と述べた。
さらに野田代表は、「何か深い戦略とか覚悟をもっての電話会談ではなかった。やったふり感が出てきているだけではないか」と強調し、「厳しくしっかりと交渉するように促していきたい」と述べた。